戒律を守ることが悟りとなる これが律宗!

戒律を研究する南都六宗のひとつ

律宗をひらいたのは鑑真(がんじん)です。

 

律宗の「律」は、修行者が守るべき戒律の総称で、お釈迦さまが定めたものです。

 

一切の諸行を 戒(かい)=善行のおきて とし、戒を行じることが悟りへの道だとするものです。

 

鑑真は、「四分律」(しぶんりつ)によって僧侶二五〇戒、尼僧三四八戒などを伝えました。

 

 

 

律宗の総本山は唐招提寺(とうしょうだいじ)

奈良市五条町にある、律宗の総本山。

759年に、戒律を学ぶための道場として鑑真によって開かれました。

奈良時代の金堂が現存する唯一の寺院。

多くの国宝・重要文化財を有する。

 

 

 

鑑真ってどんな人?

688年(奈良時代)~763年(奈良時代)。

唐の揚州江陽(ようしゅうこうよう)に生まれる。

奈良時代の当時は、10人以上の僧侶と戒を授ける伝戒師(でんかいし)による、授戒の儀式によって正式な僧侶とみなされていました。

でもこれは唐でしか行われていなかったため、聖武天皇はこの儀式を日本で行うことを望みます。

この希望をかなえるため、742年、鑑真が日本行きを試みますが、当時の造船技術は未熟で5度失敗します。

11年後の753年に、失明など苦難を乗り越え来日。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき有難うございます 合掌

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