真言宗の教えの中心は「大日経」
真言宗をひらいたのは空海です。
学校の教科書では、最澄のひらいた天台宗とよくセットで出てくるのがこの真言宗ですよね。
当時、唐では密教も盛んだったのですが、密教の経典の一つ「大日経」の教えでは、
「この世の姿、人の営み、お釈迦さまの悟りなど、すべては大日如来の世界の中での出来事である」
と、説かれています。
つまり、大日如来と一体になると悟りをひらくことができるというのが真言宗です。
密教とは、師から弟子へ伝えられる秘伝。
秘密の教えなので密教と言うんだ。
秘密の教えなので密教と言うんだ。
修行の方法は「三密」といって、
①左右の手で印を組む(仏と一体になれる)
②真言を唱える(サンスクリット語で唱え る短いお経のこと)
③心に悟りの世界を念ずる
これを同時に行います。
空海ってどんな人?
774年(奈良時代)~835年(平安時代)。
讃岐(香川県)の生まれ。
804年、偶然、最澄と同じ船で唐に渡る。師である青龍寺の恵果(けいか)に密教のすべてを伝授され、806年帰国。
恵果(けいか)は、唐の密教の高僧だよ。
高野山金剛峯寺(和歌山県)と教王護国寺(東寺・京都)を道場として活動。
金剛峯寺
教王護国寺(東寺)
のちに、「弘法大師」の名を贈られるんだ。
聞いたことあるでしょー?
聞いたことあるでしょー?
最後まで読んでいただき有難うございます 合掌
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