お寺と神社はどう違うの?

 

日本人は、仏さまと神さまを同時に信仰してきました。

ではさまとさまの違いって?

意外と知らないですよね。

ざっくりと説明しましょうね

 

 

お寺

仏さまは仏道を修め、悟りをひらいた者のこと。

仏教の開祖であるお釈迦さまをはじめ、命あるすべてのものを救うことから、尊敬を集めてきました。

仏教の僧が、仏道を修行したり仏教の行事をしたりする建物です。

お寺には仏さまをあらわす仏像が安置されているんだ。
お寺の入り口には山門があるんだよ。
地図上では 卍 で記されている。

 

 

神社

神さまは、日本の国土や自然環境を生み出し、ありとあらゆる物に宿る人智を超えた超自然的な存在と考えられてきました。

神道でご神体をまつる建物や施設が神社です。

まつられたご神体は一般に公開されることはないんだよ。
入り口には鳥居があるんだ。
地図上では鳥居のかたちで記されてるよ。

 


結論

 

仏教は、悩み苦しむ者を救う宗教哲学。

命あるあらゆるものを導き、悟りをひらくために教えを備えているのに対し、

神道は、人智を超えた存在である神々に畏敬(いけい)の念を捧げる民族宗教。

教えよりも神々への崇敬(すうけい)の念を大切にします。

わかったかな?
お寺も神社も、聖域を「境内」と呼んで
共通する点が多くあるんだよ。
ただ、参拝の作法には違いがあることを
知っておこうね!

 

 

 

最後まで読んでいただき有難うございます。合掌

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