私たちはすべての生けるものに支えられています。無意味な死はできるだけ回避しましょう。

 

私は職場までバイクで通勤しています。

 

ときどき道端に動物の交通事故の死体が

みられることがあります。

 

 

 

車が関係する野性動物の死は

「ロードキル」

と呼ばれるそうで、年間で数万から

数十万もの動物が交通事故で死んでいる

そうです。

 

 

 

最近では、山奥にも舗装道路が増えて

事故件数も増加しています。

 

 

 

野生動物の中には公園や緑の多い都会で

普通に暮らしているものもいます。

 

 

 

タヌキはロードキルの中で、一番件数が

多く都市の道路でも交通事故に遭って

います。

 

 

 

私たちの食事は、動植物の死によって

支えられています。

 

 

牛、豚、鶏などの肉や魚介類も野菜も

すべて生き物の命をいただいています。

 

 

 

衣服についても、木綿や絹は生物起源

です。

 

 

私たちの生活は他の生き物に支えられて

いることは間違いない事実ですね。

 

 

 

「いただきます」の挨拶は、歴史的には

戦前の教育の中で普及したと言われて

いるようですが、

 

食事を準備してくれた人や環境とともに

命に感謝することが含まれています。

 

 

世界的にも、日本の「いただきます」

の挨拶は素晴らしいとされています。

 

 

 

動物たちの交通事故は、これらと比べる

と何も意味のない「死」です。

 

 

これら小さな動物も生態系の一員です。

 

 

動物たちは、突然出会った高速で動く物

体をかわすことができないのでしょう。

 

 

ヘッドライトの強烈な光は目つぶしなの

かもしれません。

 

 

「ロードキル」は仕方がないのかも

しれませんが、私たち人間はできるだけ

意味のない「死」を作り出さないように

しなければいけないと思います。

 

 

 

農林漁業を守るため、時には野生動物を

駆除することもありますが、

 

私たちの生活の中にも、動物たちの過度

な「死」があるのではないでしょうか。

 

 

 

クリスマスシーズンになると、牛は1日

で3~4000頭、豚は5~6000匹、鶏は

数万~数十万羽殺されていきます。

 

 

 

一年に何回も着ない毛皮のコートのため

にいったい何匹の動物が犠牲になって

いるのでしょう。

 

 

 

犬や猫も人間と同じように孤独や寂しさ

を感じ、魚も痛みを感じるそうです。

(諸説あり)

 

 

 

そういう事実を知った上で、地球上の

あらゆる動植物に感謝を忘れないで

過ごしていきたいと思います。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。