なぜ松下幸之助は掃除をすすめるのか

 

 

日本では、1年を通して全国で色々なお祭

りが行われています。

 

 

 

私もお祭りは好きなので、子供の頃は

よく近所のお祭りに行きました。

 

山車(だし)に乗って太鼓を叩いたことも

あります。

 

 

 

お祭りのかたちは地域によって様々で、

みこしを担いだり、山車が練り歩いた

り、人々が踊り歩いたり・・・。

 

 

 

そして、多くのお祭りに共通しているの

は、事前にお祓いなどを受けることでし

ょうか。

 

 

 

お祭りに関わる人たちが、心身を清らか

にすることによって、お祭りを通して

「生命力を甦らせる」意味があるよう

です。

 

 

 

また、同じ事(形式)を繰り返すことも

お祭りに共通するところですが、これは

生命力がいつまでも続くことを願う思い

が込められていると言われています。

 

 

 

これらお祭りの「意義」は、普段の生活

にも応用できるでしょう。

 

 

例えば、「清掃」です。

 

 

清掃はその場がキレイになるのはもちろ

ん、気持ちもすがすがしくなります。

 

 

毎日繰り返すこともできますね。

 

 

実はこの清掃は、結構バカにできないん

ですよ!

 

 

清掃をきっかけに、仕事の業績を上げた

人もいますし、毎日の清掃により心が安

定して信頼を得た人など、ビジネスでも

効果を発揮するんです。

 

 

 

例を挙げると、

 

高速道路事業のNEXCO(ネクスコ)中日本

は、取り組みのあるひとつに、2008年か

らスタートしたサービスエリア・パーキ

ングエリアのトイレ改革というものがあ

ります。

 

 

現在は「美化ピカトイレ」と題した

おもてなしトイレプロジェクトです。

 

 

これは、

 

①トイレがにおわないこと

 

②耐久性が高いこと

 

③清潔感、安心感があること

 

④清掃、維持管理が容易なこと

 

などをコンセプトに、設備をリニューア

ルしました。

 

 

また、清掃プロセスの見直しやスタッフ

の意識改革に取り組んだ結果、サービス

エリア・パーキングエリアの利用者が

劇的に増えたのです。

 

 

そして、施設の利用者の増加にともなっ

て飲食店やお土産屋さんの売り上げも

アップしたそうです。

 

 

 

有名企業の社長が、毎朝会社の周りの

ごみ拾いをする、なんて話もきいた

ことありますね。

 

 

 

 

たかだか「清掃」ですが、

そこには想像以上の力が秘められている

のではないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。