人生で起こるあらゆる出来事を
「楽しむこと」・・・。
これは大切なキーワードの1つだと
思います。
そして、このように人生を「楽しむ」
と考えた場合に必要不可欠になって
くるのが、「笑うこと」です。
いつでもニコニコして、笑うように
自分から意識するということです。
世間では、
「こうすれば幸せ」
「こうすれば成功」
「こうすれば楽しい」
・・・
いろいろ言われたりするけど、
結局は、それぞれの人の尺度でしか
ありません。
そんな中で、すべての人に共通する幸せ
があるとすれば何か?
究極的に考えると、
「自分や自分の大切な人たちが
笑っているかどうか」
だと私は思います。
たとえお金がなくて友人が少なくても、
本人が笑っていれば幸せです。
欲しいものをすべて手に入れて、たくさ
んの人に囲まれていても、本人が笑って
いなければ不幸せです。
だからこそ、楽しく幸せに生きていく
ためには、まずは、
「楽しそうに生きよう」
ということです。
そして、その具体的な方法として効果的
であるのが、口角を上げてニコニコする
ということです。
実際に楽しいかどうか別にして、
正直、これは人生がうまくいかず、苦し
くて辛い時ほど意味のあることです。
例えば、嫌なことがあったり嫌な仕事を
している時でも、せめて口角を上げるよ
うに意識するのです。
それでは、なぜ口角を上げることが良い
のか?
ということですが・・・
「心と身体はつながっている」
と考えられています。
スポーツ競技の世界でもそうですよね。
肉体的にはベストだとしても、
心(メンタル)次第でまったく身体の
動きが変わるからこそ、
「メンタルマネジメント」
が重要視されています。
他にも、
「自分は風邪なんて引かない」
と思っている人は、冬に薄着でも風邪を
引きませんし、アクティブに動いている
間は落ち込むことはできません。
「病は気から」
という言葉もあるように、心と身体は
1つだと思うのです。
また、最近の身近な例ではこんな話が
あります。
仕事が嫌に感じていて、身体に異変が
起こっていた人が、限界を感じて仕事を
辞めると・・・
なんとそのすぐ翌日、身体の異変が
ピタッとなくなって消えたらしいです。
このような過去の経験から、今では
心理学の分野でも言われることと関連
しますが、
「気分が落ち込むと身体や表情が
暗いものになる」
のだとすれば、
逆に、
「身体や表情を少し明るくすれば、
それに対応して気持ちの方も晴れて
くるのではないか?」
ということが考えられますよね。
だから、楽しい時だけでなく気持ちが
落ち込んだ時でも、少し胸を張ってみて
口角だけは上げてみる。
その時点では感情がともなっていな
かったとしても、実際に、感情面で少し
のプラス変化が出てきます。
そして、このように少しだけ良い感情に
なれば、自然と良い流れを引き寄せるこ
とができます。
何か嫌なことがあって、気分は簡単に
変えられなくても、「口角を上げる」と
いうくらいは意識すれば可能なことで
しょう。
顔の筋肉の一部分を動かすという
ただの動作でしかありませんが、
たったそれだけで、
「感情を変えるスイッチ」
として確実な変化になるので、すべての
人におすすめしたいと思います。
ちなみに、これは人から聞いた話です
が、どうやら口角を上げるというのは
科学的根拠もあるようで・・・。
幸せホルモンであるセロトニンが分泌さ
れ、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
が活性化してガンの免疫も高まるような
のです。
「笑うこと」が健康や病気にも良い
というのはよく言われることですが、
これは心の底から楽しく笑っているわけ
ではなくても、ただ「作り笑い」だけで
も効果があるということになります。
・・・ということは、
何をしているかに関係なく、いつでも
どこでも胸を張ってニコニコしている
だけで、
「幸せな気分になって病気にもなら
ない」
ということになります。(気やオーラが
見える人であれば、その変化もわかるそ
うです)
つまり、ここまでの内容を健康に関連
させてまとめると、
「笑うことで免疫が上がる」
ということなのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。